よくある経営計画書の作り方の失敗

経営計画書
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よくある経営計画書の作り方の失敗のポイントをここではわかりやすくご説明していきます。

経営計画書の目的、必要性がわかっていない失敗

そもそもなぜ経営計画書が必要なのか、経営計画書の目的が経営者自身わかっていなかったり、経営者は最低限わかっていたとしても、社員に目的や必要性の理解を落とし込めていないことがとても多くあります。良い経営計画書ほど社員全員を巻き込んで作られています。

経営計画書を実際に実行していくのは経営者以上に社員になります。
経営計画書自体そもそも何のために作るのか?ということが大切ですが、実行主体である社員がなぜ経営計画書を実行し、達成する必要があるのかを理解していない限り経営計画書の実行、達成は実現しません。社員に経営計画書とはどういう位置づけで、なぜ実行、達成をする必要があるのかを腹落ちさせる必要があります。やらされ感ではなく、経営計画書の実行、達成に対して当事者意識を持たせることが大切になります。

そもそもの経営計画書の目的や必要性の理解が経営者になかったり、弱いと社員を巻き込むことはできません。結果として、社員を巻き込んだ形での経営計画書作りができず、経営者が1人で作った、一方的な経営計画書の出来上がりとなってしまいます。

経営計画書のひな型、見本をそのまま使う失敗

経営計画書についてインターネットをはじめ、書籍など検索をすると様々なひな型、見本を手に入れることができます。経営計画書のひな型や見本が悪いわけではないのですが、そもそも経営計画書の目的、必要性、意義などを理解しているのかということと、自社の規模や内容に適しているのかをきちんと見極める必要があります。

それらの理解がなく、単純にひな型、見本を利用しても経営計画書を作るのに大変な作成時間がかかってしまったり、難しすぎて途中で作成を諦めることがよくあります。

経営計画書の作成をコンサルタント依頼、丸投げする失敗

経営計画書を作ることが難しい、わからない、手間だということで、コンサルタントに依頼、丸投げすることがあります。コンサルタントに依頼し経営計画書の作成をサポートしていただくことは良いと思います。しかし丸投げは絶対によくありません。失敗します。

経営計画書の目的は、経営計画書を実行し、達成をすることで会社を成長させ、経営理念に会社を近づけることにあります。つまりただ経営計画書を作ることには何の意味もないのです。必ず実行、達成という経営者、社員の行動が伴います。そのため、経営者、社員が経営計画書の内容の理解はもちろん、自分たちで作ったというプロセスが、実行、達成には欠かせないのです。

数字のみの経営計画書で具体的な達成方法がない

経営計画書が数字のみで作られていることがあります。
売上、経費、利益などの数字目標だけということです。
数字だけでは、実際にどのようにこの数字を達成すればよいのか?ということが社員には間違いなくわかりません。数字だけの経営計画書は掛け声倒れで終わってしまいますので、必ずその数字をどのように達成するのかという戦略、戦略自体をどのようなスケジュールで実施していくのかという行動目標が欠かせません。

経営計画書の数字の根拠が曖昧

また、経営計画書においては、数字目標も複数年の売上、利益計画を立てることになります。複数年の数字目標というのは、将来の変化を考えながら予測を立てることになるのですが、数字の立て方が雑だったり、将来の変化を織り込むことができていない単調な数字計画や明らかにおかしな数字計画になってしまうことがよくあります。このような数字計画は、いざ行動しようとなったときに様々な矛盾などが現場で出てきてしまって経営計画を目指そうという前提が崩れてしまうことがあります。

数字のみの経営計画書の注意

・どのように達成するのかという具体的な戦略などがないため実行がされないで掛け声だけで終わってしまう

・数字の根拠がないことや、しっかりとしていないことが多いので、いざ行動しようとなると矛盾が生じたりして、経営計画が適切に機能しないということがよくありますので、注意をしましょう。