効果を高める社員研修、社員教育の体制づくり

社員研修/教育
社員研修/教育

ここでは、効果を高める社員研修、社員教育をしていくための体制づくりについてご説明します。

社内の教育体制

社員研修、社員教育を実施するには次の図のような体制をつくっていきます。

 

社員研修、社員教育は経営理念の実現に紐づく

社員研修、社員教育の目的は指導者が決めることが多いのですが、その目的は常に「経営理念の実現」に紐づきます。

よって、経営者が経営理念を明確に示さないと教育の目的もブレてしまいます。社員に求める能力とは「経営理念を実現させる力」、「事業を継続させていく力」と捉えて目標を作成必要があります。

経営理念を作成するのは経営者の役割です。その理念を実現するために、目的を細分化し、仕事の割り振りを考えるのは管理職(専務、部長、所長、店長 など)の役割です。管理職の割り振りした仕事を実際に現場で指導するのが中間管理職(主任、リーダー チーフなど)の役割です。この中間管理職は管理職と相談し、部下に対する目標を具体化し、計画書の作成を行わせます。更に、仕事の進捗管理やフィードバックも重要な役割です。

社員研修、社員教育の効果を高める3つの要素

部下がトレーニング効果を高めるには3つの外部要素が必要です。

①応援してくれる人
②トレーニング内容を軌道修正してくれる人
③成果を発表できる場所 

この3要素は中間管理職が考えて取り組むことです。

仕事の軌道修正となる指摘が多いと部下のモチベーションは下がります。

職務特性モデルの「⑤フィードバック:仕事に関する完成度や進捗について的確なフィードバックが受けられている」というのが、意外に出来ない指導者が多いです。

職務特性モデルについては、効果的な社員研修、社員教育の作り方も合わせてお読みください。 

人は応援をしてもらったり、自分の取り組んだことを認め、褒めてもらえると更に頑張ろうと思うものです。

ただ、①応援してくれる人は指導者でなくても社内の人であれば誰でもできます。

この場合も、全て一人で取り組もうと考えず、必要な要素を細分化して他の人に分担してもらう事も考えると良いでしょう。

見てあげる、認めて上げることが1番重要

一番大事なことは、部下が取り組んだことをしっかり「見て認める」という事です。

計画書を書かせてそのままではなく、必ず決まった日にちに個別面談をするとか、社内でプレゼンや習得スキルの発表会を行い、取り組んだことを受け止めることが大事です。

OJTの計画を作成するときに、発表のタイミングや、自分以外に誰にサポートしてもらうのかも予め決めておくと、育成の効果が表れやすいでしょう。

小さな会社は複数の役割を兼務することが多いはずです。その時は外部の関連会社様やお客様を巻き込んだ、技能発表会などを企画すると、企業のPRに繋がり部下の励みにもなります。

会社の規模や状況によって取り組みの体制は異なります。それゆえ、OJTを設計する時に、体制も一緒に考えていきましょう。