社員が1人もいなくても仕組みをつくった方がいい理由

組織/仕組みづくり
組織/仕組みづくり 経営戦略

創業して社員がまだ1人もいなかったとしても仕組みを絶対につくるべきです。
創業から時間が経っていて1人でやっている人も同様です。
ここでは社員がいなくてもなぜ仕組みをつくるべきなのかご説明していきます。

仕組みをつくるという発想の有無が運命の分かれ道

まず何より大切なこととして仕組みをそももそもつくるという発想の有無があります。
仕組みをつくるという発想がなければ、当たり前の話ですが、仕組みがつくられることはありません。
仕組みをつくるという発想の有無によって日々の仕事の仕方、時間を使う箇所が確実に変わっていき、日々の仕組みづくりの結果が未来の成果を大きく変えることに繋がっていくことになるわけです。

仕組みをつくるという発想の有無、また発想があっても仕組みの重要性の理解をどこまでできているかがまず大切になります。

仕組みづくりはとにかく早く始めたほうがいい理由

次に、仕組みづくりを社員がいなくてもしたほうがいい理由についてご説明していきます。

社員を雇わないとしてもノウハウの蓄積となる

仕組みをつくるというのは言い換えるとナレッジをためていくということでもあります。
ナレッジをためるということはそもそも社員の有無に関係なくやるべきことです。
1人でやっている人であってもナレッジを蓄積することによって仕事の生産性が劇的に上がります。

ナレッジ蓄積の重要性については、>仕事上の経験、気づきを属人的経験で終えている会社が成長しない理由 も合わせてお読みください。

また、1人でやっているということは大きなリスクも抱えています。
それは1人でやっている人に何かあって動けなくなってしまうリスクです。
長い時間軸で見ると1人で仕事をし続けるということはほぼ不可能な話であって、それが社員なのかどうかはおいておいても、業務委託的に手伝ってくれている人など一緒に仕事をする人というのは必ず出てきます。
そのような意味においても仕事のやり方、仕事の内容などを整理をしておくことはとても大切になります。

 

>労働集約型の個人事業主ほど早く仕組みや貯金をつくらないとリスクが巨大だ も合わせてお読みください。

仕組みづくりは一朝一夕にはできない

仕組みづくりは間違いなく一朝一夕でできるものではありません。
マニュアルを1つ作ろうと思っていざ作ってみるとうまくできなかったり、時間がかかることに気が付きます。
また、実際にできあがって使ってみると、作り方が甘かったりすることや、使っている中で気づきを得ることで改善していくなどを繰り返していくことになります。
このような過程を通じてそもそも仕組みづくりがどんどんうまくなっていくことがあります。
そのため、仕組みづくりにはそもそも時間がかかるという意味と、取り組む中でどんどん仕組みづくりがうまくなっていくということがあります。
そのため、早くから社員がいようがいまいが関係なく仕組みづくりに着手をするべきなのです。

会社の仕事、社員が増える毎に仕組みづくりが大変になる

これは社歴が出てくれば出てくるほど仕事が複雑になっていたり、そもそも日常業務で手一杯で忙しかったり、社員がいることでそれぞれの仕事のやり方のように属人的になっていたり、会社の風土や文化が形成されてしまっていたり(仕組みにフィットしないような属人的な)ということがあり仕組みをいざつくろうと思ってもとてもしにくい状態だったりします。

仕組みがない今でも会社は何とか回っているということがあると、わざわざ仕組みをつくらなくてもよいのではないかということや、後々楽になることや、効率的になること、成長に欠かせないとわかっていても、目の前が忙しいということでやらないという結果になりがちです。
何も仕組みをつくっていない会社が仕組みをつくろうと思うと、社内の現状を全て整理をすることからスタートをして、言語化して見える化したり、その結果として仕事のやり方などを変更してということが起きます。
小さな会社であっても全体を動かすことは大変なパワーが必要になります。
人は慣れ親しんだやり方を変えることに抵抗したりするものです。
社員が1人もいない、誰もいないときから、仕組みをつくっておくことによってそれが当たり前の中で社員を迎えられるかということは実際の運用などのことを考えても決定的に重要になります。