仕事ができない社員は経営者が仕組みづくりをしていないせい

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社員研修/教育 組織/仕組みづくり

社員が仕事が全然できない、何でこんなこともできないのかと嘆く経営者がたくさんいます。
確かに社員の問題もあるのかもしれませんが、多くの場合には社員の問題でなく、会社、経営者の問題であることがあります。
ここでは社員が仕事ができないと思っている会社、経営者によくある失敗や分かっておいていただきたいことをご説明します。

仕事が複雑で、マルチタスクを要求している

社員が仕事ができないと嘆く会社、経営者によくある失敗として、社内の仕事がとても複雑だったりすることや、様々なタスクを依頼している=マルチタスクな状況がかなりあります。
仕事が複雑というのは仕事が定型業務やパターンになっておらず個別対応や相対の形で進むことです。
仕事が定型になっていればその仕事をやればやるだけうまくなっていくわけですが、定型になっていないとそうはいかないわけです。
このような個別対応、相対の仕事というのは相当に仕事ができる人でないとそもそもうまくこなすことができません。

また、同時に様々な仕事を依頼=マルチタスクを当たり前に要求していることもしばしばあります。
マルチタスクは本当に器用な人でないとなかなかできません。
色々なタスクを同時に進めなければなりませんし、そのタスクに優先順位などが依頼者から伝えていなかったり、抜け漏れなど、タスクの依頼、管理の問題も相まって、ミスや失敗などに繋がり、
経営者からすると仕事ができないというみなしになってしまうことがあるわけです。

お願いする仕事をコロコロと変えてしまう

これもよくあることですが、Aという仕事をやってもらおうと思って任せていたものの、うまくできなそうだったり、やっぱりBをやってもらおうということでAをやめてBをやってもらって、またどこかでCをやってもらってという形で、社員に対して1つの仕事に専念をさせてあげられる環境がなかったりします。
これは会社として社内の仕事が整理されていないことや、誰に何をやってもらうのかという組織図の問題だったりします。
行き当たりばったりで人手が不足している箇所に人を動かすということを繰り返してしまうと、この人からすると腰を据えて仕事に取り組むことができず仕事を覚えることができないわけです。

仕事の全体像、やり方などが見えない、決まっていない

会社内の仕事が整理をされていないことによって起きることですが、仕事の全体像が見えず、この仕事はどんな目的でどこに繋がるのかが見えないことで無駄なことをやってしまったり、重複的なことをしてしまうことがあります。
仕事の目的を理解しているかどうかはとても大切なわけですが、目的を伝えていないことがしばしばあります。

また、仕事そのもののやり方が会社として決まっていなかったり、決まっていたとしても共有、教えることをしていないと当たり前ですが仕事ができるようになるかどうかは人がどれだけ優秀か否かに関わってきてしまうということになります。
仕事のやり方を会社としてしっかりとマニュアル、ワークフローの形で整備をして、それらを誰もが使える状態にしないといけないわけです。

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教える、聞きやすいという風土がない

会社としてそもそも教えるということの理解がなく、教えることをやっていない、できていない会社がとても多くあります。
教えるということは先に書いたようにマニュアル、ワークフローをつくることもそうですし、それらを使ってOJTにて仕事を教えたり、研修したりも含まれますが、それ以前に、社員が仕事ができるようになることに対して会社の姿勢として教えることをどれだけ重要なこととして捉えているかということがあります。

業務標準化に役立つ!マニュアルの作成方法と活用術

また、姿勢の有無によって分からないことがあった際に質問しやすい、聞きやすい風土なのかということも決まってくると思っています。
質問しにくい、聞きにくい風土だと社員は当たり前に萎縮をしてしまって仕事ができるようになるわけがないということです。

属人的な会社か仕組みがある会社か

ここまでご説明してきていることは少し俯瞰して申し上げると、属人的な会社か仕組みがある会社かの違いでもあります。
属人的な会社の特徴というのは、仕事が人に紐づいているということです。
仕組みがある会社というのは仕事に人が紐づいている会社のことです。

単純に仕組みの有無という違い以上に、そもそもの発想の違いが決定的に違います。

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