長時間労働している自分に酔っている経営者が会社を亡ぼす

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中小企業の経営者が、会社のありとあらゆる仕事に対して関与をすることで、結果として長時間仕事をしていることになり、そんな自分に酔ってしまっている状態は本当に危険な状態です。

社内のあらゆる仕事をやっている中小企業経営者

中小企業の経営者の多くは、営業・商品づくり・お客様対応・経理・資金調達・クレーム対応など、会社に関するありとあらゆる仕事を、自らが関与をしてやっていることがあります。
社員一人ひとりに仕事を任せることはあまりなく、任せているといっても、よく見る光景として、細かくプロセスに関与したり、最終的に社員の考えたことをちゃぶ台返しのようにひっくり返してしまうなどがあります。

経営者からすると毎日が本当に忙しく、朝から晩まで仕事をしているわけですが、創業以来このようなあらゆることを自らがすることが当たり前だと思っていたり、様々なことができる自分に酔ってしまって、このような状況をなんとも思っていないことがあります。

ただ、客観的に見ればこの状況が大変不安定であることは誰でもわかります。
日常業務で手一杯になってしまっている経営者が会社を亡ぼすのです。

今が忙しくて会社の未来を考えること、強くすることができない

経営者が日常業務で手一杯になってしまうと、当たり前ですが、会社の未来を考えたり、未来を強くすることができません。

目の前の仕事で手一杯になってしまって、毎日がくたくたになって終わり、次の日もそれを繰り返すことをして、会社の未来はどうなるのでしょうか。

会社をこれからどうしていくのか、どういう戦略をとっていくのか、未来を考えることはもちろん、ただ未来を考えるだけでなく、その未来を実現するために投資をしたり、社員を育てたりしなくてはいけないわけです。

ただ、経営者が日常業務で手一杯になってしまうと未来を考えることも、強くすることもまるでできないわけです。

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経営者もどんどん歳をとっていく

若いころなどはとにかく働くということで、いろいろなことが何とか成り立つこともありますが、経営者も1人の人間に過ぎませんので、限界がありますし、時間とともに歳をとり、肉体的な労働の生産性という意味では間違いなく衰えていくことになります。
経営者がとにかくがむしゃらに肉体労働的に頑張り続けるということは成り立たなくなっていくわけです。

そのため、経営者が日常業務で手一杯になっていることは会社にとってはとてもまずい状態であり、長時間労働をしたり、何でも仕事ができている自分はすごいとか充実感を感じてしまっている経営者は、非常に危険な状態なんだということをまず自覚をするべきです。

 

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経営者は間違いなくそもそもの考え方、仕事のスタイルを変えていく必要があります。

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