初めての動画マニュアル|作成するメリット、コツ、事例まとめ

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昨今のコロナ禍で、研修やマニュアルのオンライン化がどんどん進んでいます。
そこで注目を集めているのが、動画マニュアルです。

動画マニュアルなら、スマートフォン1つで、いつでもどこでもマニュアルを見ることができます。

今回は、初めて動画マニュアルの作成に挑戦する人向けのメリット・デメリットの解説と、作り方をご説明します。
また、事例もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

動画化するマニュアル

すでにマニュアルとしてあるもの、または新規で作成する場合、何を動画化すれば良いのかわからない方も多いでしょう。

動画化におすすめなのは、「テキストや図だけではわかりにくいもの」です。

例えば

・店頭での接客

・電話の応対

・セールストレーニング

 

など、実際に動きを伴うもの、声のトーンや表情などがポイントになるものに関しては、動画の方が伝わりやすいです。

動画マニュアルのメリット・デメリット

動画マニュアルを作成するメリット、デメリットをご紹介します。
お互いを比較して導入の検討にお役立てください。

メリット

一連の流れで理解しやすい

作業手順や細かい動き、コツなど、動画であれば一連の流れで視覚・聴覚からダイレクトに理解できます。
テキストでも作成可能ですが、言葉の選び方で伝わり方が変わったりするので(例えば、「ハキハキと」という言葉一つでも、大きな声で話すのか、それとも声色を明るくするのかで変わってきます。)ニュアンスを伝えたい、細かい動きや表情を伝えたい場合は、動画がおすすめです。

時間や場所にとらわれない

例えば今までの研修だと、テキストマニュアルを人数分コピーして配布し、会議室を予約して、1, 2時間かけて行っていました。
時間が合わなかった人のために数日間開催し、準備にも時間がかかっていました。

動画を作成してしまえば、動画を配信するだけなので、教える側はその時間に別の業務ができますし、教わる側も動画を見るだけなので、いつでもどこでも研修を受けることができます。

同じレベルで教育できる

マニュアルは「従業員一人ひとりが同じクオリティのパフォーマンスを発揮できるようにするもの」です。
しかし、教える人が違えば、伝え方も変わってきますし、何回もこなしていたり、マニュアルを熟知している人だと、細かい箇所は省いてしまう可能性もあります。

動画であれば従業員全員が同じ動画を見て学ぶので、全員が同じ内容・レベルでの教育を享受できます。

デメリット

作成に時間がかかる

動画の撮影には下準備と編集作業が必要です。
研修を録画するだけだったり、クオリティにこだわらなければ、初心者でも簡単に作成が可能ですが、効果音・字幕・アニメーション・ナレーションを入れるなどを考えると、テキストで作成するよりも倍以上の時間がかかります。

専門知識が必要

フランチャイズ加盟店や、新規のお客様に向けた動画マニュアルなどを作成する場合、クオリティにもこだわりたいですよね。
しかし、動画の編集には専用ソフトとある程度の技術が必要です。
初めての場合、まずは技術を学ぶことからスタートする必要があるので、動画編集技術がある人を採用、もしくは外注するのもひとつの手です。

動画マニュアルの作り方

動画マニュアルの作成方法をご説明します。

下準備

STEP1 プロットを作る

動画を撮影する前に、まずはプロットを作成します。
プロットとは、大まかなストーリーのことです。

プロット作成には、4つの要素があります。

  1. テーマ
  2. 人物
  3. 場所
  4. ストーリー

テーマ
動画マニュアルの中で、1番に伝えたいことは何かを決めます。

人物
誰が出るか、また誰を対象にしたマニュアルかを決めます。

場所
そのマニュアルを活用する場所・シチュエーションを決めます。

ストーリー
人物がどう動いてどうなるのか、全体の流れを決めていきます。

STEP2 コンテを作る

コンテとは、動画の「設計図」のことです。
よく見るのが絵コンテと呼ばれるもので、左側にイラスト、右側に説明文が書いてあります。

このシーンは演者が話す、ここは動きのみでナレーションを。

ここは手元が重要なのでこの角度から撮影しよう。

など、コンテを作成することで、動画の撮影を依頼するときに役立ちますし、また、自分自身の中で「どのような動画にするのか」というのが整理されていきます。

STEP3 台本を作る

台本を用意しないまま説明に入ると、必要のない説明をしてしまったり、撮影に慣れていないと、緊張してうまく話せない場合があります。

事前に台本を用意しておきましょう。

撮影

スマホ、カメラ、なんでも良いですが、一発撮りではなく、複数回撮影しておきましょう。
写真などは何枚か撮影し、その中で最も良いものを採用するかと思いますが、動画の場合も同じです。

注意!

コンテにこだわりすぎないようにしてください。

実は、動画の撮影にはコンテが必須というわけではありません。

コンテはあくまで、外注するときに伝えやすい、また、頭の中を整理するために用意するものです。

実際はコンテ通りにならないことも多いので、臨機応変に対応しましょう。

編集

動画の素材が集まったら、編集していきます。
ナレーションを載せたり、不必要な箇所のカット・字幕の挿入などを行います。

動画マニュアルの参考事例

YouTubeに公開されている、他社の成功事例をご紹介します。

 

【従業員研修動画】事例掲載用ダイジェスト 三井不動産商業マネジメント様(LOCUS制作実績)

 

真報連相マネジメント講座ーPHP研究所

 

レベルが高いなと感じるかもしれませんが、一度作成してしまえば長く使い回せます。
動画マニュアル作成の人員が確保できなかったり、わざわざ時間を取れない!という方は、

・普段の研修を行う際にカメラを回しておく

・まずはZoomなどを使用して、簡単に動画を撮ってみる

など、手軽なことからスタートしてみましょう。

動画マニュアルを作成したら、クラウドにアップロードして、誰でも・どこでも・いつでもみれる環境にしておく必要があります。
組織クラウドでは、撮影した動画でeラーニングの作成ができたり、ご自身の会社専用の動画プラットフォームの作成が可能です。